名古屋市瑞穂区のM様邸宅　観葉植物コーディネート

空間に“緑の呼吸”をデザインする

今回は、邸宅のリビング・ダイニングを観葉植物で彩るコーディネートのご依頼を頂きました。

お客様からのご要望は「お任せで素敵にまとめて欲しい」というものでした。
green roomでは、まずボリューム感やご予算、そして日常の過ごし方を丁寧にヒヤリング。
空間の広さ・光の入り方・家具の素材・動線を確認しながら、最も心地よく植物が馴染むスタイルを設計しました。

邸宅空間における観葉植物の役割

邸宅のような広いリビングやダイニングでは、観葉植物は単なるインテリアではなく、空気を整え、空間の印象を決定づける“生きたデザイン要素”となります。

リビングには、天井高に合わせてバランスよく映えるシェフレラを配置。
柔らかく光を受けて揺れる葉の表情が、空間に穏やかな生命感を添えています。

ダイニングには、会話や食事の邪魔をせず、目線を優しくつなぐ中型のグリーンをセレクト。
“存在しすぎない存在感”を意識し、自然と視線が流れる配置に整えました。

植物があるだけで、食卓の時間や空気感が驚くほど穏やかに変わります。

インテリアと調和するデザインバランス

観葉植物のコーディネートで大切なのは「空間との対話」です。
壁や床、照明のトーンに対してどんな鉢や器を合わせるかで、全体の印象が大きく変わります。

今回は、邸宅の上質な素材感を引き立てるため、マットな質感のグレートーン鉢をベースにアクセントでホワイトカラーを採用。

植物の自然なフォルムを活かしながら、リビングとダイニングそれぞれに統一感と奥行きを生み出しました。

また、観葉植物は日々成長し形を変えるため、設置後も美しさが続くよう高さや角度を細かく調整。光の入り方や視線の抜け感を計算し、時間とともに“表情が育つ空間”をデザインしました。

長く楽しむためのメンテナンスとケア

green roomでは、設置後のメンテナンス性も重視しています。
日当たり・風通し・エアコンの位置などを確認し、環境に合った植物を選定。
水やりの頻度・葉の拭き方、剪定のタイミングなど、季節に合わせたケア方法も丁寧にご案内します。

「ただ置くだけ」ではなく、暮らしの中で共に育つ“植物との関係性”を大切にしています。

植物のある暮らしが生む、豊かな時間

観葉植物は、暮らしに穏やかなリズムと余白をもたらします。
朝の光に葉が透ける瞬間や、夜の照明の中で影が落ちる姿には、自然が持つ美しさと静けさが感じられます。

ふとした瞬間に緑を目にするだけで、心が整う。
それは、花や植物が持つ“生きたアート”としての力だと思います。

green roomのグリーンコーディネート

green roomでは、邸宅・オフィス・店舗など、それぞれの空間に合わせたコーディネートを承っています。「どんな植物を置けばよいか分からない」「雰囲気をお任せしたい」というご相談も歓迎です。

お客様の想いをヒヤリングし、空間に調和する最適なグリーンデザインをご提案致します。

植物があることで、空間が呼吸をはじめ、人の心も柔らかくなる。
そんな“自然とともにある豊かな時間”をこれからもお届けしていきたいと思います。